眠れないだけではない!脳そのものが小さくなるスマホやり過ぎの恐ろしさ


ベットでスマホの恐怖

ある調査では、中学生の2,3割がベットでもスマホをやっているそうです。

そんな子供たちに睡眠障害が広がっております。
問題は、ただ眠れないだけではありません。

脳そのものの体積が大きくならないのです!

これは大問題です。

 

睡眠時間が短いと、脳の体積が小さくなる

子供達の殆どがリアルタイムのコミュニケーションツールを使っています。
LINEを始めとするアプリですね。

これらは非常に便利です。
しかし、会話が盛り上がると、途中で抜けられません。
すぐに返信をしないと気まずいですよね。
付き合い悪いと思われ、仲間はずれにされないか…
そんな不安も出てきます。

すると深夜までやってしまって、睡眠不足。
次の日は疲れて寝坊…

ベットでスマホをすると、睡眠不足に陥りやすいです。
また、就寝と起床のリズムも崩れやすいです。

脳が大きく育つのこの時期。
悪影響は避けられません。

なんと!
睡眠時間が短くなると、「海馬」の体積が小さくなるというのです。
これは某国立医科大のデータです。

「海馬」とは、脳の中心のある部分のことです。
ここは記憶に深く関わっております。
全ての情報はこの「海馬」を通って脳に記憶されます。

アルツハイマーになると、海馬が萎縮することが分かっています。
そのため、つい先ほど食べたごはんのことすら忘れてしまうのです。

仙台市の5歳から18歳までの子供290人を実際に調査しました。
睡眠時間が何時間か。
そしてMRI画像で海馬を調べました。

そうすると、しっかり眠っている子供ほど、海馬大きく成長していたのです。
もちろん海馬の体積が、そのまま頭脳の善し悪しではありません。
しかし、海馬が大きいほど、記憶力の良い人になる可能性が高い訳です。

推測の域を出ませんが、もしかすると海馬が小さい人ほどアルツハイマーになりやすいかもしれません。
どちらにせよ非常に心配なことです。

 

スマホのブルーライトが脳を覚醒させる

スマホ長時間で、単に睡眠時間が削られるだけではありません。
スマホの画面から出るブルーライトが良くないと言われています。

寝る前にこの光を見続けると、脳が覚醒状態になります。
そして、実際に眠りに入りにくいというデータが出ているのです。

成長ホルモンが一番分泌されるのは、寝始めです。
眠ったらすぐに、深い眠り(ノンレム睡眠)になります。
その時1時間半~2時間の間に、成長ホルモンのピークがきます。

成長ホルモンの分泌と眠りの深さ

もし、眠りに入るのがなかなか出来なければどうなるか。
ホルモンがしっかり分泌されない恐れがあります。

成長ホルモンは疲労の回復という役割もあります。
もし分泌が不十分ならば、疲れが取れずに寝坊するかもしれません。
リズムがとれなくなる原因の一つですよね。

 

ぐっすり眠って、脳を成長させよう

スマホそのものを否定するわけではありません。
(他にも悪影響が色々あるのですが…)

スマホは便利です。
もはや仕事には無くてはならないツールですね。

でも、諸刃の剣であることは事実なようです。
危険性をきちんと把握しましょう。
そして、きちんとルールなどを作って管理したいですね。

とにもかくにも、夜はぐっすりと眠りましょう!
子供は特に!


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