ストレスを乗り越える「睡眠法」


ストレスを乗り越えてこそ人は成長する!

ストレスがあるから、強くたくましくなる。
ストレスがやる気を奮い立たせる。
ストレスを克服した時、驚くほど成長する。
生き生きと活躍し成長するのに、ストレスは無くてはならないものですね。

しかし肝心なことは、ストレスを乗り越えることです。
「睡眠」がその原動力の一つなのです。

ストレスを乗り越えるカギはホルモン

乗り越えるためのコツは、皆さんも色々ご存知でしょう。
 ●物事を前向きに考える。
 ●完璧を目指さない。
 ●先ず目の前のことから片付ける。
などなど。でもこれは心理的な対処法ですよね。

では生理的な面から見ていきましょう。
始めに身体はどうやってストレスを乗り越えるのか、簡単に説明します。
例として、面接試験で考えましょう。(就職でも高校受験でも…)

①ストレスが加わる…名前を呼ばれて部屋に入りました。
          ずらりと並んだ試験官の前に座ります。

②神経が興奮する…心臓ドキドキ! 呼吸ハァハァ! 胃がキリキリ!
         神経のバランスが崩れます。

③ホルモン分泌… 神経を安定させる種々のホルモンでバランスを取り戻します。

④ストレスを乗り越える!!…心身共にコントロールし実力発揮! 無事合格!

お分かりの様に、ストレスを乗り越えるために活躍した陰の立て役者は、種々のホルモンなのです。

質の高い睡眠で、ホルモンをバランスよく分泌!

アドレナリン、ドーパミン、タウリン、セロトニン、コルチゾール…
みなさんも聞いたことがあると思います。
特にコルチゾールはストレスに耐えるために欠かせません。
このコルチゾール、1日の活動に備えて、起床時に最も多く分泌されるのです。

ここで下の図を見てみましょう。
これはホルモン分泌と眠りの深さを示したものです。

ホルモンの分泌と眠りの深さ

ホルモンの分泌と眠りの深さ


このような理想的な睡眠で、ホルモンがバランス良く分泌されるのです。
寝始めの深い眠りで、疲労回復を促す成長ホルモンがたくさん分泌されます。
コルチゾールは成長ホルモンと入れ替えで分泌され、起床時にピークがきます。

ですから理想的な睡眠をとるならば、成長ホルモンがきちんと分泌されて、その日1日の疲労をしっかり回復できます。
またコルチゾールもタイミング良く分泌されて、次の日の新たなストレスのためにしっかり備えることができるのです。

ホルモンはリズムが命

目覚まし時計無しでも、毎朝同じ時間に目が覚める人がいます。
それはコルチゾール分泌のリズムが整っている証拠です。
しかし、この生体リズムが崩れている人は、なかなか起きられません。
そしてストレスにも弱くなってしまうのです。

生体リズムを崩さないようにしましょう。
それがストレスをうまく乗り越えるための睡眠法のカギです。

 ★できるだけ同じ時間に寝る。起きる。
 ★睡眠時間をしっかりとる。
 ★休日でもリズムを崩さない。

だから休日前の夜更かし、そして休日の朝寝坊は、ストレスに逆効果なんですね!

~ある休日の光景~
 状況…朝遅くまで寝ている父親を、子供が起こそうとする。

【NG】
 子供:「お父さん!早く起きて~!遊ぼうよ~!」
 母 :「お仕事で疲れてるから起こしちゃダメよ~」

【OK】
 子供:「お父さん!早く起きて~!遊ぼうよ~!」
 母 :「叩き起こしなさい!!!!」


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